Photoshop elements 削除ツールの使い方

削除ツールとは?

2025バージョンで搭載された「削除ツール」は、画像内の不要なオブジェクトや人物を簡単に消去できる便利な機能です。生成AIを活用し、ワンクリックで削除したり、ブラシでなぞって削除したりできます。また、選択範囲ツールと組み合わせて、より細かい調整も可能です。

YouTube動画「削除ツールの使い方とガイドモード/オブジェクトの削除

動画で詳しく説明しています。

Photoshop Elements講座 削除ツールの使い方動画

ツールオプション

❶追加ボタンと削除ボタン
❷サイズと不透明度
❸「各ストローク後に削除」は、チェックを入れるとマウスを離すたびに削除されます。
❹「全レイヤーを対象」は、チェックを入れておくと別のレイヤーにいても、適用されます。

削除ツールの操作方法

ブラシサイズを決めて、削除したい被写体をブラシでなぞってペイントします。一度で削除できないときは、削除ツールを繰り返し使います。
「各ストローク後に削除」にチェックを入れていると、ワンストロークごとになぞったところが削除されます。

「各ストローク後に削除」のチェックを外すと、マウスを離してもすぐには削除されません。塗り終わったら確定ボタンを押します。
広い範囲を削除する場合は、途中でブラシのサイズを変更したいときはチェックをはずすとゆっくり落ち着いて作業ができますね。

「全レイヤーを対象」にチェックを入れると別のレイヤーにいても適用(削除)されます。ディフォルトはチェックが入っていません。
元の画像をそのまま残しておきたいときは、新規レイヤーを作って「全レイヤーを対象」にチェックを入れて作業しましょう。非破壊編集ですね。

ガイドモード「オブジェクトの削除」

ガイドモードのオブジェクトの削除の過去バージョンとの比較

削除ツールが追加されたことによって、ガイドモードの「オブジェクトの削除」の内容が変わりました。
大きく違った点は、今までのバージョンでは選択範囲を作成して削除しましたが、新バージョンではブラシツールでなぞるだけです。とっても簡単になりました。

詳細モードでは、削除ツールを何度も続けて使えましたが、ガイドモードは一度使えるだけで、上手く削除できない場合はコピースタンプツールで修復します。
ガイドモードのスタンプツールで修正するより、詳細モードで削除ツールだけで削除できるので簡単かもしませんね。

まとめ

いままでにも削除して、そこを画像で埋めてくれるツールやコマンドはありましたが、この削除ツールは、ブラシでペイントするだけで簡単に削除できます。