Photoshop Elementsは初心者向けの機能の少ないPhotoshopと言われていますが、この詳細設定モード(2024バージョン以前はエキスパートモード)は、フルバージョンに劣らない写真編集の機能があります。

エレメンツを使ったことのない人が、エレメンツはダメだ!と言いますが、実際に両方を使うと、エレメンツでもWeb上の画像編集は仕事で使ってもまったく問題がありません。

使ってみて「ここまでできるのか!!」と驚きました!Photoshop Elements講座 ふわっとスタイルでいろいろな作品を動画で紹介していますので、ぜひご覧ください❤

詳細設定モード

ツール

画面の左に画像を目的に応じて編集するためのツール(道具)が収められています。
表示されているツールの他に隠れているツールがあり、画面下の「ツールオプション」又は【Mac】Option【Win】Altキーを押しながら、ツールをクリックして切り替えます。

ツールオプション

選択したそれぞれのツールにはオプションがあり、ツールを選択すると選択したツールに応じて内容が変化します。
ツールオプションで、同じグループの隠れツールに切り替えることができ、最後に使用したツールがツールパネルに表示されます。

エレメンツが「このツールではこんなことができますよ!」と教えてくれる便利なパネルです。

「最小化」ボタンをクリックで、ツールオプションが非表示になり、別のツールを選択したりタスクバーの「ツールオプション」で表示できます。

パネル

タスクバーからレイヤーなどのパネルをクリックして表示します。

Photoshopの一番重要なレイヤーやフィルターの効果を実際にアイコンで確認できる初心者にやさしいパネルが用意されています。

作業スペースを広く使いたいときは、タスクバーの表示しているパネルアイコンを再度クリックするとパネルエリアを非表示することもできます。

メニュー

エレメンツで操作できる機能をカテゴリー別に分類されています。

コピーやペーストなど使用頻度の高い操作には右にショートカットキーが表示されているので、少しずつ覚えてプロの様にキーボードでメニューを操作してみましょう。

背景色と描画色

描画色はペイントツールで色を塗るときに使う色です。背景色は画像を消したときなどに使う色です。

色を指定する方法は、カラーピッカー・スウォッチパネル・カラーピッカーツールです。文字ツールやシェイプツールなどツールオプションで設定も可能です。

Photoshop Elements でYouTubeサムネイルの作り方

Photoshop Elements講座のYouTubeのサムネイルは全て、このエレメンツの詳細設定モードで作っています。

まとめ

Photoshop Elementsの詳細(エキスパート)モードは、Photoshopの基本的な機能が揃っている画像編集を楽しむための優れたモードです。

ガイドモードで作った画像を、詳細モードで編集するとワンランク上の作品に仕上げることができます

クイックモードはAIの技術でワンクリックで編集して、ガイドモードは編集の過程をガイドしてくれるモードで、この2つのモードは誰でも同じ結果になります。最後の詳細モードは画像に適したツールや機能を自分で選んで使って、イメージ通りのオリジナル作品を仕上げるツールです。
詳細モードを使いこなして自由自在に画像を編集して、Photoshop Elementsを楽しみましょう🎵