Photoshop Elementsの基本操作

2020-12-17

基礎知識

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Adobe Photoshop ElementsはフルバージョンのPhotoshopまでは必要ないけど、いろいろ写真の加工がしたい方がお手軽に始められる超初心者向きの写真の編集ソフトです。

「家族やペットの写真をキレイに仕上げたい」「コラージュ画像を作りたい」「年賀状やオリジナルカレンダーを作りた」などオリジナル作品ができると楽しいですね。

今回は、エレメンツの起動とホーム画面、ワークスペースの操作方法です。


●「ホーム画面」と「写真の編集」画面の起動は別のアイコンです。

(1)ホーム画面の起動アイコン

まず、エレメンツを起動させる場合、Photoshop Elementsフォルダの直下にあるアイコンをクリックして起動させます。



最初に表示されるのが「ホーム画面」。ホーム画面には新機能や便利な機能がスライドで表示されているアイコンをクリックすることで写真の編集が始められます。

右下の「写真の編集」をクリックして編集をスタートします。



(2)「写真の編集」画面をダイレクトに起動するアイコン

「ホーム画面」からでも「写真の編集」画面を開くことはできますが、ダイレクトに「写真の編集」画面を起動したいという方は、ホーム画面を起動させたアイコンの横に「Support Files」というフォルダがあります。これを開いて「Adobe Photoshop Elements Editor」のアイコンから起動します。

Photoshop Elementsを使うとき毎回必要のない「ホーム画面」が邪魔だと思っている方は、こちらのアイコンのエイリアス(Winはショートカット)を作っておくと便利です。これで終了も1回で済みますからね。

◉フォトショップエレメンツの画面基本操作方法



●エレメンツのワークスペースは、クイックモード、ガイドモード、エキスパートモード

(1)クイックモード

撮影した写真がお天気が悪かったり逆光などで暗くなったり、反対に明るすぎたり、ピントがずれていたりとプロのようにいつもベストショットを撮ることは難しいですね。 Photoshop Elementsクイックモードは、ちょっと残念な写真を明るくしたりメリハリをつけてキレイに仕上げる補正機能が、視覚で選べるので超初心者でも簡単にプロ並みのフォトレタッチが可能な便利なモードです。 使い方は、右のパネルエリアに表示されているアコーディオンパネルを開いてマウスのポインターを画像の上に移動するだけで、画面上に補正の効果が表示されます。

補正以外に写真をアート作品に仕上げる機能もワンクリック。創作意欲がどんどん湧いてきそうですね。


(2)ガイドモード

Photoshop Elementsのガイドモードでは、あらかじめ用意されたカテゴリから編集方法を選びます。

ガイドで選んだ編集が右のパネルに表示されるのでクリックするだけでOK。

「自動」を選んだけれどももう少し補正したい場合は、補正に必要な項目も表示られるので微調整も簡単。


ガイドモードは自動で加工の手順を選択しますが、微調整するコマンドも表示されます。

これは、今後自動ではなく自分の感覚で補正するエキスパートモードを極めるときにとても役に立ちます。自動ボタンだけでなく、微調整も試してみましょう。



(3)エキスパートモード

Photoshop Elementsのエキスパートモードは、自分の感覚で柔軟に写真の補正や加工をするためのモードです。

単体の編集を行うときはクイックモードやガイドモードで、それにプラス加工を加えたいときにエキスパートモードを使用すると良いでしょう。

使用できるメニューやパネルの項目名はフルバージョンのPhotoshopと同じなので、ここで使い方に慣れているとアマチュアからプロにステップアップしやすいですね。

エキスパートモードは他の2つモードに比べてツールボックスの項目が多くなっています。

写真の編集の強力なお道具箱ですから、自由自在に道具を選んでワークスペースで思う存分加工を行いましょう。


●まとめ

自分が考えている写真加工にはどのモードが最適なのかいろいろ試してみましょう。

あなたのアイデアをPhotoshop Elementsが作品にしてくれますよ。

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Illustrator、Photoshopを使ってデザインの仕事をしてます。エレメンツはフルバージョンにも負けない写真編集ソフトです。初心者の方でも楽しく写真の編集ができるフォトショップエレメンツの解説をしています。

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