移動ツール
Photoshop Elementsの移動ツールとは?
移動ツールは、名前の通りオブジェクトや選択範囲の画像を「移動」するためのツールです。
移動ツールはPhotoshopの中でも使用頻度の高い基本ツールの一つです。
基本の使い方と便利なショートカットキーと一緒に使うと作業効率がアップする方法をご紹介します。
移動ツールの使い方動画
Photoshop Elementsの「移動ツール」の基本操作と、編集効率がアップする便利なショートカットキーの使い方を詳しく説明しています。超初心者のかたはもちろん上級者でも移動ツールの便利な使い方を再確認できます。
移動ツールのツールオプション
まず、ツールオプションの役割を確認していきましょう。
❶移動
■バウンディングボックスを表示➡︎選択しているレイヤーのピクセル(画像)の幅と高さを点線で結んだ四角の箱(BOX)が表示されます。
■ロールオーバーにハイライトを表示➡︎画像にマウスを乗せると(合わせる)、オブジェクトの周りに実線のハイライトが表示されます。
❷アレンジ
レイヤーパネルで手動で入れ替えることもできます。
❸整列
最初に整列させる複数のレイヤーを選択します。移動ツールでシフトキーを押したまま画像をクリック、またはレイヤーパネルで選択します。
レイヤーパネルでは、連続したレイヤーを選択するときは、一番上を選択して一番下のレイヤーをShiftキーを押しながらクリックして選択すると最初に選択していたレイヤーからクリックしたレイヤーの間のレイヤーすべて選択されます。
整列したいレイヤーが離れている場合は、画面上では移動ツールでシフトキーを押して選択します。
レイヤーパネル上では、⌘(Ctrl)キーを押したまま、離れたレイヤーをクリックします。
❹分布
移動
1.レイヤー全体が移動する
レイヤー上でドラッグしてレイヤーの画像全てを移動させたい場所に移動できます。
2.選択範囲を移動する
レイヤー上で選択範囲を作成して移動ツールでドラッグすると、切り取られて同じレイヤー上に移動します。普通のレイヤーでは透明に、背景では背景色が表示されます。
コピー
1.新しいレイヤーにコピーする
移動ツールでWin/Alt・Mac/Optionキーを押しながらドラッグすると画像が新しいレイヤーにコピーできます。
2.同じレイヤーにコピーする
選択範囲を作成して、移動ツールでWin/Alt・Mac/Optionキーを押しながらドラッグすると、同じレイヤーに選択範囲の画像がコピーできます。
修飾キーとの組み合わせ
移動ツールは修飾キーとの組み合わせで、ショートカットキーとして使えます。
修飾キーとは、シフトキー、【Win】CtrlやAltキー、【Mac】⌘やOptionキーのことです。
移動ツールと修飾キーを組み合わせることで、プラスアルファーの機能が追加され便利な使い方できます。
1.シフトキー
移動ツールで、シフトキーを押しながら移動すると、水平方向や垂直方向など、特定の方向に制限して移動できます。
2.Win/Alt・Mac/Optionキー
移動ツールでWin/Alt・Mac/Optionキーを押しながらドラッグすると、選択範囲を作成しなければレイヤー全体が新規レイヤーに移動してコピーでき、選択範囲を作成すると選択範囲の画像だけが同じレイヤー上の移動した場所にコピーできます。
3.スペースキー
スペースキーを押している間だけ手のひらツールになって、自由自在にスクロールできます。
変形
ツールオプションの「バウンディングボックスを表示」にチェックを入れていると、レイヤーや選択範囲を変形できます。
バウンディングボックスのハンドルをクリックすると、ツールオプションが変形に入れ替わり、回転・拡大・縮小・ゆがみやワープの変形ができます。
文字で使うと数値設定しなくても、フリーハンドで簡単にサイズ変更ができます。
まとめ
バージョンに関係なくフォトショップでよく使う「移動ツール」は基本中の基本ツールです。知っていると作業効率がアップします。
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿