マグネット選択ツールの使い方
マグネット選択ツールとは
マウネット選択ツールのポインタには磁石が付いてます。磁石のようにエッジに吸い寄せられて選択範囲を作成するツールです。
なげなわツールや多角形選択ツールのフリーハンドで選択範囲を作るツールの中で、自動的に選択範囲が作成できる優秀なツールです。
操作方法
左上の矢印の先で始点(1点目)をクリックして2点目以降は、クリックする必要はありません。マウスはドラッグしなくって、ただただ、エッジに沿って動かすだけです。クリックしなくてもエッジの形状に合わせて自動でポイントがつきます。クリックすることでコーナーなどに手動でポイントを追加することもできます。
最後は、始点(1点目)に戻ってパスを閉じます。ポインタの右下に○がつきます。これが閉じる合図です。この合図でクリックして選択範囲が作成されます。
ポイントを取り消す
選択範囲を作成している途中で、自動で作成されたポイントを取り消してやり直したいときは[デリート]キーを押します。最後のポイントが取り消せます。[デリート]キーを1度クリックすると一つポイントが取り消せるので、やり直したいポイントまでデリートキーを何度か押すと戻れます。
始点がわからない
マグネット選択ツールは始点(1点目)をクリックして結ぶことで選択範囲が完成します。
ポイントが複雑で1点目がわからなくなることがあります。そんな時は、自動で始点(最初にクリックした1点目)を選んで結ぶ3つの方法があります。
❶最終ポイントでダブルクリック
❷最終ポイントで【Mac】Return【Win】Enterキーを押す
❸最終ポイントで【Mac】⌘キー【Win】Ctrlキーを押してクリック
選択ツールを中止したい
最初のクリック位置を間違ったり、意図しないところでクリックしてしまって、途中で中止したいときがありますね。
どこでクリックしてもやめられません。そんなときは、[ESC]キーを押して解除します。もう一度最初から選択し直せます。
ツールオプション
❶選択範囲を新規作成、追加、削除、共通範囲が設定できます。
❷アンチェイリアス、斜線や曲線を滑らかにする項目です。チェックを入れておきます。
❸幅:パスに対するエッジからの距離を設定。ポインタから設定した距離内にあるエッジを選択していきます。
❹コントラスト:パスに対するエッジのコントラスト設定。
エッジのコントラストが弱い場合は小さな数値を設定します。反対にコントラストがはっきりしたエッジの画像の場合は、大きな数値を設定しておくと少し離れていてもエッジに吸い寄せられます。
❺頻度:パスに追加するポイントの頻度を設定。パス上に自動で付くポイント数の頻度(度合い・どれくらいの間隔でポイントが付くのか)を設定します。高い数値を設定すると短い間隔でポイントが追加されます。
❻選択範囲を作る前にエッジのぼかしが設定できます。
どう使う?
エッジががはっきりしている画像なら、マウスをそわせるだけで自動的にエッジを検出して選択範囲が作成できます。
はっきりしないエッジの画像は、調整レイヤーでコントラストをつけて、最後に調整レイヤーを削除して画像を切り抜くといいですね。
YouTube動画「マグネット選択ツールの使い方」
まとめ
フリーハンドで選択範囲を作成するツールの中で、自動的に選択範囲を作成できるマグネット選択ツールは、エッジのはっきりしている物なら簡単に使えます。
デリートキーを使えば、途中でもやり直せる優秀なツールです。いろいろな画像をマグネット選択ツールで切り抜いて合成写真を楽しみましょう♪
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